「人には鍵を 魔には檻を
荒ぶる者よ、我が書に還れ!!」

王立士官学校予科を主席で卒業した優等生。
頭脳明晰で体術もそれなりにこなすが、興味の対象であるマモノをより研究する為、適性を持つ者が僅かなレアクラス、ライブラとなる。万事そつなくこなすが、そこが嫌味だととらえられることも多く、友達は少ない。
持ち前の優秀さでなんとかカバーしてきたものの実はものすごく運が悪い。パーティを組んでからはその運の悪さが逆に役得になることも…

マジックユーザー系統

「戦うって、大変なんだね…！
でっ…でも大丈夫だよ！
フリードがいれば…私は……その……」

王立士官学校魔法科を主席で卒業した見習い魔法使い。王立騎士団警備隊所属。予科時代はフリードと主席を争った才媛だが、生来の引っ込み思案＆おっとりさんで競争意識ゼロ。入学当初はライバル心を持っていたフリードだが、あまりのぽわぽわさに戦意喪失。お互いに苦手分野を教え合うなど、のどかな友情をはぐくむ。良い所のお嬢さんで、姫の親衛隊に入り側近として仕えることが決まっていたが、フリードと一緒に冒険したいと初めて両親の意向に背く。おっとりはしているが芯はしっかり者で正義感が強い。

ファイター系統

「フリードはライブラでしょ、
メルヴィは魔法使いでしょ、
そしたらあたしは騎士だよね！
よおーし、がんばっちゃうぞー!!」

王立士官学校騎士科を卒業した見習い騎士。騎士科同期内で唯一の女子。王立騎士団警備隊所属。座学は全く駄目で体力も並だが、バトルセンスと根性だけで精鋭揃いの騎士科を落第もせず卒業した。頑張り屋。予科時代はおちこぼれ。優秀ゆえに孤立しがちなフリードやおっとりしすぎなメルヴィにいつも付きまとい、世話を焼いてきた。仲間大好きっこ。二人が足りないところを自分が補わなきゃ！と決意し、難関の騎士科に挑戦。見事最下位ながら合格し、その後も地道な努力で成績を上げる。明るくて頑張り屋さんな良い子。

マジックユーザー系統

「私があなたを選んだの。
誰にも異議は言わせないわ。
己を信じて、正義の道を進みなさい！」

若くして王立図書館館長に抜擢された優秀な女性。正義感の塊でフリード以上に公正、公平な人間。フリードのことも、新人にもかかわらず一人のライブラとして認めており、ありえないほど重要な任務もその働きに応じてしっかりと任せる。その姿勢に不満を持つ他のライブラもいるが、不満は押さえこんでいる。と、かなり理想的な上司。だが、一方で上に立つ者として弱みを見せられないため、常に完璧であろうとする。ときどきうっかりミスをし、指摘するとすごく焦る。

スピエラー系統

「ばばばばバカっ、近づくなって言ってるでしょ！？
わっ…私なんかに関わるなんて、
あんたたち頭おかしいんじゃないの！？」

すさまじいマイナス思考で後ろ向きな、ちょっと中二病をこじらせている女の子。他者の目を気にしすぎて、対人恐怖気味になっており、常にうつむき加減ですごしている。全く不幸な生い立ちではないのに、自分は呪われた子で自分にかかわった者は皆不幸になると思い込んでいる。歪んでいるが根は素直な一面も。

メイド系統

「んー？　ま、面倒なことはいっか。
さーて、お仕事お仕事！　そして仕事の後はぁ…
やっぱりあまーいスイーツ、だよね～♪」

王立メイド隊所属の元メイド。甘いものに目がなく常に口をもぐもぐさせている。お務めの最中もしばしば主人の目を盗んで棚からスイーツを失敬することもあり、メイド長からスイーツ禁止令を出されるがそれを不服とし、隊を脱走する。

スカウト系統

「あわわわわ、そうですよね！
密偵たるもの、もっともーっとちゃんと調査して、
裏を取らないと！
が、がんばりますー！！」

フリードの様子を探りに来たドジっこスパイ。危険な特命討伐隊に加入したメルヴィを心配したメルヴィの父に、調査のために雇われた。とにかく役目を果たそうと一生懸命だが、いろいろとバレバレで空回りばかり。実は家が貧乏で、このスパイの報酬が入らないと15人の弟妹が…という事情がある。スパイメモを大事に持っているが、あんまり役に立つことをメモっている様子はない。

ファイター系統

「ち、ち違う！　これはその…自分用ではなくてだな！
だいいち私がレースの下着など
つけるわけがないだろう！？　はは、ははははは！」

礼儀正しいベテラン冒険者。男勝りで力も強く、並みの男なら片手でノせてしまうことがコンプレックス。これまで男扱いしかされてきていないため、女性らしい扱いを受けると極度に挙動不審に……。女性としての自己評価はめちゃくちゃ低いが、実は乙女趣味があり可愛い女の子にあこがれがある。中でも美しく気高い伝説の乙女、初代女王ヴィトーリアには信仰に似た感情を抱いており、彼女と同じくクラウンの称号を得て建国者となる夢を持っている。

マジックユーザー系統

「あなたのおっしゃることですもの、
何か深い考えがあるのですよね。
大丈夫…私はあなたの深い御心に、ただついて参ります」

信心深いシスター。孤児たちを集めて孤児院を運営している。慈愛深く他者への思いやりにあふれ非の打ちどころのない善人。人は誰でも善人だと思っており、何の疑いもなく人を信じる。また、生まれつき強力な幸運に恵まれているが自覚はなく、すべて神のご加護だと思っている。

スピエラー系統

「リゼがここにいるのは、
『神様のご加護』なんかじゃない。
お姉ちゃんが拾ってくれたから。
神様なんて信じない。
この世界でわたしが信じてるのは、
お姉ちゃんだけ」

フィオラに拾われた孤児。自分を救ってくれたフィオラを姉と慕っており、この世で唯一信じられるのは姉ただ一人。現実を見すぎて未来を信じられなくなっている。姉より大人びた部分があるほどしっかりしているが、反面、精神面はまだ未成熟。拗ねたり飛び出したり子供っぽい行動をとることも。そのため、根は良い子だが、素直に神様を信じている周囲の子供たちからは遠巻きにされてしまっている。

スカウト系統

「見て見て！じゃじゃーーーん！
ペギーさんの手形入り特製夫婦茶碗！
掘り出し物の逸品だよー!!」

獣人萌えなトレジャーハンター。知る人ぞ知る凄腕トレハンなのだが、今は獣人の里に出入りし行商仕事を引き受けている。獣人以外にはあまり興味がなく、いろんなことに適当な楽天家。売り物は獣人の里の特産品と、適当にそこらへんで拾ったアイテム。特産品のほうを勧めてくるが、独自センスの獣人推しアイテムのためいつも売れ残っている。が、本人は獣人グッズに囲まれて幸せ。

マジックユーザー系統

「じゃあフリードは、
姫が他国に嫁いでも良いって言うわけ！？
そ、そりゃタジャール王子は
お父様が勧めてくださる方だし、
プレゼントもたくさんくださるし…
ただ！　あなたが姫を必要だというのなら、
考え直してやらなくもない、けど……」

ロムレア王国の第1王女にして王位第四継承者。上に３人の兄がいる末っ子。イカニモ上流階級なわがままおてんば娘で、世間知らずなところも……。王位継承の可能性はほとんどないため、他国の王子に嫁に出されるのが規定路線だが王族として、民を守る立場として、色々と勉学だけでなく幅広い事柄を経験して強くなりたいと思っている。

メイド系統

「姫の日記帳を持ってこい、ですか？
そのご命令は承ることができません。
私は姫のメイドですか—
え？ごほうびは、どら焼き……？」

お姫様に使えるメイドロボ。姫を守る親衛隊は公の機関なため、厳格でしきたりに忠実。そんな親衛隊の目を盗んで姫の要望に応えるのがメイドの役割。常に完璧に任務をこなすため、親衛隊からは目の敵にされている。がそんなことは気にしない。ただただ姫の要求に応えることだけを存在意義として生まれてきたメイドロボ。

ファイター系統

「おおっ！　見よ、あの豊富な湯量！！
温度も適温、見晴らし良好。
よし、さっそく試し湯じゃ！
…ん？　どうしたフリード。脱がんのか？」

東の大陸にある、「ブドー」と「ニンジュツ」の文明を持つラカン皇国から来た侍の女性。外見は女性的魅力にあふれていながらも、そういうのは性に合わんと頓着しない男っぽさを持つ。そのためいろいろ（おもにお色気面で）脇が甘い。フリードのことは見どころのあるやつであり、自分と対等な立場の存在と認めている。温泉大好きで、任務中であっても湯を見ると一風呂浴びてしまう。

スカウト系統

「…だから我はフリードを
主と認め、命尽きるまで
その太刀として働こうと決めた」

発育不全なナイチチで、くノ一なのにお色気技が使えない可哀想な子。くノ一としての欠点はそのくらいで、他の技術はかなり優秀。無機質少女で、口数少なく任務を完遂する。生まれも育ちも年齢さえも、一切が謎に包まれている。
今後も謎が明かされることはないだろう。

スピエラー系統

「私は人にはなれない。
どんなに頑張っても、
この耳も、力も、消えはしない。
だけど…だから心だけは、
誰よりも人間らしくいようと思っている」

マモノと人の混血として生まれ落ちた一途な魔人。町外れの炭焼き小屋でひっそりと暮らしている。働き者で害を及ぼすわけではないが、魔人であるがゆえに街の人たちは忌み嫌っている。ユーニはそれを気にせずに接してくれるたったひとりの親友

メイド系統

「歌はね、泣きたいなっておもってるひとに涙を、
笑いたいなっておもってるひとに笑顔をあげられる、
だれでもつかえる魔法なんだよ！」

酒場で働く歌うたい。歌が大好きな明るく無邪気な女の子で、どこでも歌を歌ってしまう。メフメラとは大の仲良し。魔人と友達づきあいすると評判に響くと店主も良い顔をしないが、そんなことは気にしない。歌い手としての才能は素晴らしいが、方向オンチな一面も…。

スピエラー系統

確かに存在しているのだが、
誰も名前を思い出せないクラスメート。
まるで、教室のざしきわらし。
彼女はなぜ、いつからそこにいるのか。
そして、いつまでそうしているのか。
彼女には何らかの思惑があるようだが、
眼鏡の奥にある表情を
うかがい知ることはできない。

マジックユーザー系統

貴明の隣の家に住んでいる１つ年下の幼馴染。
占いと美味しい物が大好きで、
ゲンジ丸という犬を飼っている。
世話好きなのだが、
その行為がうまくいった事はあまり無い。

ファイター系統

貴明やこのみと幼馴染で
１つ年上のリーダー的存在。
旧家のお嬢様で、炊事、洗濯、武道に勉学と全てに長ける完璧超人であるが、
犬にはめっぽう弱い。
趣味は骨董品の収集や時代劇の観賞など。

マジックユーザー系統

貴明のクラスメートで、元副委員長で現委員長。
お菓子が大好きで、書庫に作った秘密の隠れ家で
よくお茶をしている。
かなり遠慮がちな性格。
由真とは中学時代からの友人である。

スカウト系統

超常現象とタマゴサンドをこよなく愛する女の子。
好奇心旺盛で活発であるが、
後先を考えずに行動するため自滅が多い。
ミステリ研究会の創始者。
今日も部員獲得のために策略を張り巡らせている。

マジックユーザー系統

姫百合瑠璃の双子の姉で、貴明の１つ年下。
るー語を話す事が出来る。
コンピュータ関係に異常に詳しく、
また「あんばた」を愛してやまない。
常にお気楽極楽でマイペースな人生を歩んでいる。

ファイター系統

姫百合珊瑚の双子の妹で、貴明の１つ年下。
極度の焼きもちやきで意地っ張り、
また結構泣き虫で勉強はまるでダメ。
しかし家事全般は得意で、
珊瑚への愛情なら誰にも負けない。

スカウト系統

行動の価値基準を勝ち負けで判断している、
少し面倒な女の子。
貴明に対して、常に勝負を挑んでくるが
勝った試しがほとんどない。
行動が裏目に出やすい不幸な星の元にいる。

マジックユーザー系統

おおぐま座４７番星第３惑星「るー」から来た、
宇宙人……？
独特のるー語を操り、
コーラで酔える不思議な女の子。
授業には気が向いた時にしか出席せず、
またそれをとがめる者もいない。

メイド系統

貴明の幼い頃の元クラスメートで、
口癖は「運命的ですよね」
常に「くずかごノート」という
ファンシーなノートを持ち歩いている。
紅茶好きの猫舌で夜行性？である。

ファイター系統

現生徒会長で、昨年度はまーりゃんの下で
生徒会副会長をしていた。
とある事情で、愛情のこもった食事は
身体が受け付けない体質である。
ヌルヌル、フニャフニャした生物を
愛でるのが大好きである。

メイド系統

本名不明の永遠の１４歳。
バイトで声優の仕事をしているらしい。
卒業したハズなのだが、
何故か当たり前の様に生徒会室に入り浸っている。
トラブルメーカーという言葉はこの人の為にある、
謎しかない人物。

ファイター系統

突然クラスに転校してきて、
貴明の事をダーリンと呼ぶトンデモ少女。
その実態はクマ吉こと、
HМX－17bミルファである。
事あるごとに妹であるシルファと
言い争いを繰り広げている。

メイド系統

メイド三姉妹の末っ子で、
呂律の回らない独特の喋り方をする。
対人恐怖症で、嫌な事があると
搬送用ダンボールの中へ逃げ込んでしまう。
ちなみに普段着ているメイド服は
雄二の私物である。

ファイター系統

このみの親友で、
あだ名は「よっち」結構な巨乳の持ち主。
このみとは中学から、
山田ミチルとは幼稚園からの幼馴染である。
明るく元気、おせっかいでお調子者であるが、
芯はしっかりしている。

マジックユーザー系統

このみの親友で、
あだ名は「ちゃる」ツルペタ代表の一人。
このみとは中学から、
吉岡チエとは幼稚園からの幼馴染である。
クールでドライだが、
最近は親の仕事関係で色々と気苦労が多いらしい。

スカウト系統

小牧愛佳の妹で、
普段は車椅子で生活している。
お人好しな姉の性格を心配しており、
姉が好意を寄せている貴明を厳しく監視している。
皮肉やきつい一言が得意。

マジックユーザー系統

貴明を「お兄ちゃん」と慕う、
近所の小学校に通う純真無垢な少女。
友達のために魔法使いを探したり、
貴明にラブレターを出したりと、
思いのほか行動派でもある。

メイド系統

このみの母親で、
貴明にとっても第二の母親のような存在である。
容姿も性格も実年齢よりかなり若く、
また多彩な趣味を持ち合わせている。
特技は必殺カレーと折檻フルコース。
あと、夫への深い愛情。

スカウト系統

ミルファとシルファにとって、
お姉さんと呼べるメイドロボ。
珊瑚の設計した特殊なソフトウェアによって
人を愛する心が備わっている。
普段は大和撫子であるが、怒らせると……！？